看護師社長物語 ~番外編 その9~

 

長年、神奈川に住んでいた両親であったが、現在は香川県に移住している。両親が住んでいるとはいえ、地元でもないし、遠いので香川県には訪問したこともなかったが、優しい姉が両親を気遣って、顔を見に行って欲しいと言ってきた。姉は私に将来的には、介護施設の経営もして欲しい、そこで私に雇ってもらって、ケアスタッフになり、両親も入居させて、自分が担当して面倒をみるというのが夢だという。そういう夢を他の誰からも聞いたことがないが、姉らしい考えに驚きはしないものの、どこまでも優しい人なんだなと思った。

IMG_7958

会社を設立したころに、姉に「友ちゃんのご飯を作ったり面倒みてあげられたらいいのに」と言われた時も、凄い人だなと思ったが、常に家族思いの性格は継続しているようである。そんな訳で、姉の言うことをきかないわけにもいかず両親を訪ねることとなった。事前に気にしていたのは、周囲の環境的なことであったが、それも実際にみて見ると心配にはおよばないほど、環境もよさそうで、何でも揃っていて便利に暮らしているようである。

子育て時代は、自分の性格を変えてまで、子供の将来を考えて行動していた母も、今では自由を満喫しているようであるし、それをサポートする父も相変わらず母に振り回されながらも、心配性を楽しんでいるようであった。少なくとも姉という存在なくして成し得なかった訪問である。

看護師社長物語 ~番外編 その8~

物心ついたころから、服を選ぶのも自分の要望を取り入れてもらったが、かなり小さい時もこういう服を着ていたのかと写真を見て思う。まるで昔の新人演歌歌手のような出で立ちであるが、ズボンが好きだったのは、男の子が欲しかった親の趣味でそうなったのか?元々の気質でズボン好きだったのかは定かではない。ともかく、小さい頃から「ケの日ハレの日」とは何か?ということを意識するようにと母から教えてもらった。

IMG_7879

ハレの日に、普段通りの服装で行事に参加をしない。行事の意味や、参加する行事への敬意を払うことなどもこの中に含まれていた。中学生、高校生になれば制服が正装となるが、制服がない時はどうするのか?ということも思えば教えてもらっておいて良かったと思う。その流れもあってか、常に考えて行動をしなさいとしつけられた。何故この服を着るのか?何故これを食べるのか?それを考えた上で行動すれば、作法も吸収しやすいということだったのかもしれない。

学校で教えてもらう勉強とは違い、親というのは社会に出てからも人様に笑われない人間に必要な知識を、小さいうちからつけていくという地道な作業が必要なようだ。

看護師社長物語 ~番外編 その7~

母のことをブログで書くにあたって、改めて過去の写真を見返してみると、これが案外、自分のことを見直す機会にもなっている。よく、人生の時間はあっという間だとか、気持ちは若いままだとか、やり残したことがあると先輩方に伺うことがある。それが今回は少しかもしれないが理解出来ると思うようになった。性格や、気質のようなものは案外、子供の頃から、変わっていないものだし、その当時に考えていたこととが写真から鮮明に思い出されても、今に確実につながっているのである。

視界を邪魔されずに例え一人であっても、一緒に来た人たちと隣り合わせでアトラクションに乗るわけでもなく、一人先頭で真ん中に座るあたりも自分らしい。満足気な笑顔である。

IMG_7874

先頭を走っているようではあるが、一番手前の自分は相当なカメラ目線である。集中しているようで、常に他のことに注意を向ける性質も今につながっている。

IMG_7873

ついつい「子供の頃」はと切り離して考えがちだが、実際には人生は常に連続性をもっていて、今日の行動や決断が明日の結果に繋がり、その繰り返しで年を重ねていく。だとすると「高齢者」というのも同様で、年齢で分けて「こういうことを望んでいる、感じている」と考えるのではなく、カメラ目線で走っていた子供が年を重ねただけなのだから、気持ちもその当時のままであるし、変化したと思われる気質も連続性の中で少し形を変えていったに過ぎない。

年齢を重ねると、なんらかの気質が極端に突出しているようにみえてしまうのは、生まれながらに持っている気質からいくつもの選択を繰り返し、それを環境や周囲が了承してくれているからこそ、その気質を維持出来ているだけなのかもしれない。

看護師社長物語 ~番外編 その6~

講義や講演などで自己紹介をする際「子供の頃からマイクを持って人前で歌ったり、話したりしていました」と様々な写真をお見せすることがあったが、今回新たに、小学校の運動会であろう場面の写真を発見!なんの役割で、何を話したのかは覚えていないが、満足げに振り返る私。

IMG_7610

話しやすい位置にマイクコードを引っ張る私。

IMG_7611

右側に生徒たちが並んでいるので、何かアナウンスしている模様ではあるのだけれど、机の上に台本らしきものが見当たらない。自分の思いつきで話しているのだとしたら、これは誰に許可されたのか?もわからないけれど、この後ろ姿を見るだけで、今とあまり変わらない自分を見ることができる。なんだか大好きな一枚。

IMG_7612

凄く緊張して震えることも未だにあるとはいえ、不思議なほど、マイクを持って話すことが自然に思えるのは、やはり多くの経験がこうさせていたのだと思う。

看護師社長物語 ~番外編 その5~

「母 敦子物語」の番外編とも言える今回。子供の側から言わせてもらうとバージョン。

IMG_7623

「思い出重視」「物より思い出」は少し大人になってから理解出来たが、幼少期は、いきなり学校を休まされたりするのは驚きと困るなあという感覚である。しかも、混雑した頃の海より、人より先に海を体験!と毎年、海開き前に海に行くというのは無謀なのだ。なぜなら、海開きの頃は水温も人体にとって問題ないとか、適しているということも考慮されているはず。よって「さー海開き前に海に行くぞー!」なんてランドセルをしょった後に言われるのは、子供としては「えー困るー」なのだ。でも母にそんなことを言ったら寂しい気持ちにさせてしまうことぐらいわかりきっている。子供は子供なりに気を使う。よって、その提案に素直にのるわけである。

IMG_7622

毎年、砂浜に埋めてもらったりするのも悪くはないのだが、まだ水温の低い冷たい海で泳いだりするのは案外苦痛なのだ。でも、母のためにも海で楽しむ子供でいなければ!母は泳ぎもしない、そもそも水着も持ってきていないのに海に連れてきてくれているんだから!という軽いプレッシャーの中で、寒くても海に入る。

IMG_7689

浜辺に座って、サングラスをかけながら「楽しんでいる風の子供」を見ている母の姿を眺めながら、今回も満足してくれたかな?と思う子供心なのであった。

適度な運動: Light exercise

青空の下、適度な運動が行える最高の環境。

おおよそ20,000歩は歩けることも喜び。

IMG_7600

先日の大学での講義以降、今年感じる学生さんとの年代ギャップは今まで以上にズッシリ重い。たくさん歩いて少しは色んな重みを軽くしよう!

優秀さとは?:What is excellence?

先日の大学で行った講義風景。

今回のアシスタントはネパールのHukaさん。講義に伺う移動中、日本で仕事をすることとは?日本人が求める仕事における優秀さとは?などをディスカッション。時間に対しての感覚は日本と外国での違いが分かり易い部分ではあるけれど、案外、外国の人からすると分かりづらい部分であっても、日本人が求めるクオリティは高い。

細かい例は多々あれど「日本人が求める仕事の質」を体得してもらう過程であることに間違いない。まずはカメラガール時代に習得した、写真の撮り方も教えていかないと!

image1-2 image1 (2)-2

何処でも: Anywhere

いかにも外国の天ぷらうどん(^^)

うどんの味が甘めなので、枝豆の塩味で調和を取る。色々な国の食事を食べるが、やっぱり和食が食べたくなる回数はダントツ。

今は世界の何処でもおおよそ和食レストランを見つけられるので、本当に有難い。

出会い: Encounter

物事は考え方次第と分かっていても、時に好転させるのに時間がかかることがある。

そんな時に良い「出会い」があるか無いかで好転のスピードは上がるものだと思っている。「出会い」はもちろん人もあるが、人だけとも限らない。

本日の出会いは本。築いたものの価値を過大評価して臆病心が疼いたり、行動することをためらってしまうなんて馬鹿げているなあと思い返す。

やっぱり人生はドラクエだ!

思えば先日も、かなりのチャレンジャーな生き方をされてる人に再会したことも、この伏線だったのかも。良い出会いに感謝!

デパ地下の特設ブースで販売していた弁当(^^)

思いやり:Consideration

疲れているだろうに、優しく明るく対応している現場スタッフには本当に頭が下がる。思いやりの心を忘れずにきちんと行動しているスタッフばかり。ただ、素晴らしい!と内部で評価していても、患者さんを含め、外部の方に評価をしてもらうためには数パーセントでも気を抜くことが出来ないのも事実。

常に進化するということは、今後もより精度を上げて、更によいサービスを提供出来るように邁進することだ。

とは言え、思いやりをもってそれぞれが関係を作っていく大切さを考えた一日。

癒しのおでん。

IMG_7974