嗜好の変化

子供の頃から今も継続して好きなものもあれば、完全に変わるものもある。食べ物しかり、映画しかり、趣味しかり。自分が好きなことは何か?ということをじっくり考える時間というのも普段はそうそう無いので、出張中は良いチャンスでもある。そして、こうした嗜好は案外コロコロ変わっている。

以前はフルーツプレートをオーダーするなんて信じられなかったが、シンプルで清潔な果物がある所では好んで頼むようになった。卵もオムレツやスクランブルエッグより、ゆで卵が好き。多分、油を使っていないからだ。

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映画の趣味も随分と変わった。ちょっと前までシリアスで重めの映画が好きだったが、最近はコメディーや事実に基づく感動ドラマみたいなものが好きだ。機内でも海外コメディを選択する割合が多く、声を出して笑ってしまい「はっ!」と気づいて周囲を見渡すこともある。これも10年前でも考えられなかった。映画や音楽は、自らの明るい部分、暗い部分のそれぞれに響くものを求めると思うが、刹那的なものに憧れた10代〜30代前半は、何もかもに一生懸命ではあったが、何に向かって進めばいいのか見えずに苦しかったからこそ刹那が響いた。人生の目標を見つけた30代中盤〜現在は目標が明確にあるのでそこに向かって進めば良いので永劫に惹かれるのだろう。

人生は岐路における自らの選択と、出会いによってほぼ決まる。嗜好もその中から少しずつ変化していく。だとすると、健康嗜好や明るい嗜好になるというのは、これまでの選択や出会いのおかげなのだ。

Tomomi Naka

Tomomi Naka

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