看護師社長物語 Vol.191

派遣で行く先の病院は、寮に布団のみならず何でも揃っているということだったので、キャリーバッグ一つで訪問した。病院のある駅に、事務の方が迎えに来てくれていて、病院や寮を案内していただいた。寮は普通のアパートで、事前に聞いていたとおり、洗濯機から洗濯洗剤に至るまで何でも揃っていた。部屋で持参した少ない荷物を整理しながら、目標のためとはいえ、不思議な場所まで来たものだなあと思い部屋を眺めた。

(海外の行列ラーメン!&ミニカレー)

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しばらくすると、再び病院の方に呼ばれ、看護部長と面会させていただくことになった。とてもソフトで温かい笑顔で迎えていただいた。今までの看護現場での話、将来したいことなどを話たが、部長はどうやら派遣期間後も引き続き病院で働いて欲しいと思っているようだった。人手不足の話を聞いて、申し訳なくも思ったが、これまた流されてしまってはと思い、丁重にお断りをした。その夜は、看護部長がひつまぶしのお店に連れていってくださり、長期間は勤務出来ないのにこれまた申し訳なく思いながらも、美味しく本場のひつまぶしをいただいた。いよいよ、翌日から勤務開始ということで、期待と緊張がまじりながら愛知での長い1日が終わった。

翌朝は、早速、手術室にて勤務となったのだが、当然ながら勝手が違う。ある意味、他の派遣の仕事をこなしていたのが嘘のように、全てに戸惑った。以前なら同様の規模の病院で5-6人の助手さんプラス看護師で行っていた中央滅菌材料室の業務を看護師一人でしかも半日で行うという荒行のような状況だったり、血管造影の部屋も手術室看護師が担当していたり、手術の数と看護師の人数が明らかにあっていなかったり、とにかく盛り沢山で1日にして昨日のひつまぶしパワーは切れてしまった。

東京で体験していた人手不足とはレベルの違う人手不足の現状を目の当たりにし、より一層、起業への決意がわいていったのであった。

Tomomi Naka

Tomomi Naka

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