母:敦子物語 Vol.61

友は小さい頃からよく食べる子であったが、中学生、高校生にかけて自分と同じくらい食べるようになっていた。マクドナルドのフィレオフィッシュにはまると常に一人二つずつ購入。ケンタッキーを食べても通常のセットでは足りないので、単品で買い足す。ファミレスでハンバーグを食べてから、ワンタンスープを食べたに行ったり、うな丼 2杯のランチは当たり前と、普通の一人前では足りずに倍を食べるということをしながら、二人で良く食べ歩いた。テレビで放送されたラーメン屋に翌日に行ってみたり、映画を見た後でも、絵画を見に行った後でも常に食べ歩きはかかさず、二人の好きなことを一緒に楽しんだ。

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そんな生活も、友の高校卒業とともに終わりを迎えることになる。結局、高校卒業前に看護学校には合格しなかったので、約束通り家を出るためには、自衛隊に行くか、働きながら一人暮らしをするしかない。本人もそれを真剣に受け止めていたようで、受験した看護学校で病院の求人に応募し、すぐさま就職先と寮生活をすることを自分で決めてきた。そもそも、受験したいという看護学校も、聞けば一番難しい看護大学と言われている所や、倍率の高い所ばかり で、受験する前から「それは無理でしょう。。。」と思っていたのだが、本人が受けたいというものを止めることもできず、挑戦はさせたので案の定という感じではあった。

看護大学に合格したら、大型バイクを買って、それで通う!と言っていたのだが、本人も自分も描いていた未来は結局叶わなかった。それでも、自分で働き、寮生活をしながら、翌年の看護学校を受験するための浪人生活へ入るというので、その決断を尊重することにしたのであった。