看護師社長物語 ~番外編 その8~

物心ついたころから、服を選ぶのも自分の要望を取り入れてもらったが、かなり小さい時もこういう服を着ていたのかと写真を見て思う。まるで昔の新人演歌歌手のような出で立ちであるが、ズボンが好きだったのは、男の子が欲しかった親の趣味でそうなったのか?元々の気質でズボン好きだったのかは定かではない。ともかく、小さい頃から「ケの日ハレの日」とは何か?ということを意識するようにと母から教えてもらった。

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ハレの日に、普段通りの服装で行事に参加をしない。行事の意味や、参加する行事への敬意を払うことなどもこの中に含まれていた。中学生、高校生になれば制服が正装となるが、制服がない時はどうするのか?ということも思えば教えてもらっておいて良かったと思う。その流れもあってか、常に考えて行動をしなさいとしつけられた。何故この服を着るのか?何故これを食べるのか?それを考えた上で行動すれば、作法も吸収しやすいということだったのかもしれない。

学校で教えてもらう勉強とは違い、親というのは社会に出てからも人様に笑われない人間に必要な知識を、小さいうちからつけていくという地道な作業が必要なようだ。