看護師社長物語 ~番外編 その7~

母のことをブログで書くにあたって、改めて過去の写真を見返してみると、これが案外、自分のことを見直す機会にもなっている。よく、人生の時間はあっという間だとか、気持ちは若いままだとか、やり残したことがあると先輩方に伺うことがある。それが今回は少しかもしれないが理解出来ると思うようになった。性格や、気質のようなものは案外、子供の頃から、変わっていないものだし、その当時に考えていたこととが写真から鮮明に思い出されても、今に確実につながっているのである。

視界を邪魔されずに例え一人であっても、一緒に来た人たちと隣り合わせでアトラクションに乗るわけでもなく、一人先頭で真ん中に座るあたりも自分らしい。満足気な笑顔である。

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先頭を走っているようではあるが、一番手前の自分は相当なカメラ目線である。集中しているようで、常に他のことに注意を向ける性質も今につながっている。

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ついつい「子供の頃」はと切り離して考えがちだが、実際には人生は常に連続性をもっていて、今日の行動や決断が明日の結果に繋がり、その繰り返しで年を重ねていく。だとすると「高齢者」というのも同様で、年齢で分けて「こういうことを望んでいる、感じている」と考えるのではなく、カメラ目線で走っていた子供が年を重ねただけなのだから、気持ちもその当時のままであるし、変化したと思われる気質も連続性の中で少し形を変えていったに過ぎない。

年齢を重ねると、なんらかの気質が極端に突出しているようにみえてしまうのは、生まれながらに持っている気質からいくつもの選択を繰り返し、それを環境や周囲が了承してくれているからこそ、その気質を維持出来ているだけなのかもしれない。