母:敦子物語 Vol.39

友を妊娠する前までは、体重も平均的で、特に食事も人より沢山食べるというほどではなかった。ところが妊娠中に子供が栄養を吸収し辛くなっているので、とにかく食べて子供に栄養がいくようにと指導されたため、食べたくなくてもとにかく頑張って食べるようにしていた。そこで体重もかなり増えてしまったが、そのお陰もあり子供は無事に3000g程度で産まれてきた。

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ただ、出産後も食べる癖がついてしまったこともあって、ついつい食べ過ぎてしまうようになった。それに伴い、出産後も体重は増えていく一方だった。好きなものも、魚から肉までとにかく色々とあり、自分で作る料理も美味しい上に、外食も好きという食べることが趣味のような感じであった。ただ、そのせいで、すき焼きを食べ過ぎで急性胃炎になり入院したことも数回あった。夫も子供たちも自分の作ったご飯を「美味しい美味しい」と言って食べてくれるので、足りないということが嫌で、常に多く作ってしまう。結局余らせるのももったいないので、最後は自分が全て食べるということも多くあった。

友も成長期にはよく食べていたので、うな丼を一人2杯ずつオーダーして食べ切ったり、ハンバーグを食べた後に汁物も食べたいねとラーメン屋に夕食のはしごをしたりと、二人なので更に勢いがついて食べてしまっていた。体重は跳ね上がったが、健康診断でもいつも問題はなかったし、歩いたり身体を動かすことも定期的に行っていたので、それほど体重のことを心配することもなく、常に食を大切にしていた。

子供には旬のものを教えたいという気持ちもあり、季節ごとの料理を作ったり、食材にもこだわって味覚を大切に育てたのであった。