母:敦子物語 Vol.25

更に子育てに協力してくれる友人が近所に居て、友の面倒を見てくれていた。雨が降れば傘を持って保育園まで迎えに行ったり、時には休日に遊びに連れていってくれたりもしてくれた。子供も友人には甘えていいと思っていたのか、「おばちゃん」と呼び親戚のような付き合い方で懐いていた。その友人が結婚したいという男性と出会ってからも、デートに子供を連れていったりして、子供に対してどんな対応をするのか?などということもわかった上で、結婚することが決めたいようだった。ある日のデートでは、男性の車から子供が降りる時に、車の扉に友が指を挟んでしまい、指が腫れ上がったことなどもあったが、そんな時も男性は指を冷やすための水を用意したりして、誠実に対応してくれていたらしい。

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結婚が決まってからも、友人はそれまで同様に、子供と遊んだり家に呼んだりしてくれていた。ある時、友が「耳掃除をして」と言ってきたのでいつも通り耳かきで掃除をしようとしたら「おばちゃんはやわらかい綿棒でしてくれた。あれは痛くない」と友人宅でも居心地よく大切にしてもらっているんだなーということが伝わってきた。また子供は誕生日プレゼントも友人に細かく注文したりと、かなりこだわも強い子供だったにも関わらず、常に満足させてくれる友人には感謝であった。

しばらくすると、友人にも男の子の子供が生まれ、その男の子が物心つくようになる頃まで付き合いは続いた。