母:敦子物語 Vol.1

新連載。「母:敦子物語」

母には目標があった。

それは、私が「自立」し「好きなこと」をして生きていける人間に育てよう!ということだった。

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今や目標は達成されたが(自分で言うので間違いない)何故、母はそのような目標を持ったのか?

その過程において苦労はなんであったのか?(私を育てるのは大変だったはず)

諦めようと思ったことはなかったのか?(泣いてたね)

苦労や困難をどのようにして乗り越えたのか?

そんなことを考えているうちに、自らの性格や行動まで変えて努力し続けた母を凄い人だと思うようになった。もしかすると私が起業していなかったら、この「偉業」に気付けなかったかもしれない。

目標が長期的であったり、行動変容をしなければ達成しないものであればあるほど、根気よく、粘り強く、諦めず、モチベーションを保ち続けなければ目標達成は出来ない。母はそれを実現した。

しかし、母親の偉業なるものは、松下幸之助さんやスティーブ・ジョブズのような「偉業」とは違い、スポットライトを浴びることも、誰かに振り返られることもない。よって、母自身もがむしゃらに生きたその人生を、ゆっくり振り返ることもなく進んでしまったはずだ。

そこで、私の視点から、母の人生を振り返り、母に「こんなに凄いことをした人なんだよ」と改めて知ってもらおうと思い「母:敦子物語」を綴ることにした。

 

次回以降は、私が記憶している書けそうな内容(ハード過ぎない程度に)を中心に、母の幼少期から少しずつ書き綴っていく。

少しだけ紹介。

母の名前は敦子(あつこ)昭和17年8月生まれ。5人兄妹の長女。戦時中、両親(私の祖父母)が中国に渡っている間、敦煌で出生したので名前に「敦」の字が入っている。終戦後、命からがら日本に戻ってきたところから物語は始まります。