在宅看護

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起業した看護師社長の中友美です♪

看護師が医師の指示に基づいたり、ケアマネのプランに沿って家庭に訪問して看護を行うことが「訪問看護」である。しかし現在、雑誌の企画を通じて調査していると在宅看護のあり方は訪問看護とはイコールではないということが分かってきた。

実際に在宅看護の仕事も行うことで見えてきた部分ももちろんあるのだが、今回は医療連携、ケアマネ、在宅医などへの訪問調査により、問題点などがかなり浮き彫りになってきた。本人も家族も安心して病院を離れ、在宅で介護を行うということは相当難しい現状だ。

国の政策では、病床数を減らし、とにかく病院から在宅へという方向だが、現場に関わる医療職それぞれが現実的な問題を沢山抱えているなかで、どのようにして安心して在宅へ移行することが出来るのであろうか。

病院は診療報酬の関係で、在院日数の長い患者を入院させておくことは出来ない。退院させなければ自らの経営の首を絞めることになり苦しんでいる。在宅医は多くの患者に24時間対応する困難さを抱え、訪問看護はプランに沿った訪問しか出来ないジレンマがある。

好きな場所で医療や介護が充分受けられるのであれば、多くの人が在宅を選ぶかもしれない。しかし在宅医の言葉にもあったが「在宅の成功は介護力にかかっている」ということを実感する。核家族化が進む中で家族にばかり「介護力」を求めても在宅は絶対に成功しない。むしろ、家族が何もしなくても在宅で介護が出来るようにならなければ、在宅への本当の意味での移行は無理だと思う。

介護力を家族に求め、家族が疲弊し本人にも負担が及ぶ、それで医療費削減?何だかおかしい。

現在、弊社で行っている在宅看護は保険外であるため、コストがかかる。それでも利用していただけるという現状。今後本当の意味で在宅への移行を行うのであれば、在宅看護の確立が欠かせないと考える。それには看護師に訪問看護ステーションを設立させ、経営までみろ!というスタンスでは無理だ。絶対に。

訪問看護ステーションで努力している看護師も報われ、看護に集中出来るシステムを在宅看護で作らないと。

Tomomi Naka

Tomomi Naka