日経産業新聞掲載後 part2

2006年9月26日に掲載された

日経産業新聞「同行看護師を研修 A-LINE研修旅行など対応」

ツアーナース

という名前も最近は定着しつつある。私の考えるツアーナースの定義とは、

「各種形態(団体旅行・個人旅行)の旅行に付き添い、旅行者を充分に観察・指導する事によって、疾病の予防・早期発見に努める。又、傷病発生時は、その改善に向け、旅行者と協同し最善の対応、判断により、旅行者にヘルスケアサービスを提供する看護師のことである」

である。

私が子供の頃は、修学旅行に看護師が同行するということは一般的ではなかった。しかし最近では、公立の学校でも旅行には看護師を同行させるようになりつつある。ここで今まで無かったツアーナースという仕事が看護師が病院以外で勤務する一つのスタイルとなっている。

だが、問題も多い。それは病院勤務しか経験の無い看護師が、突然この仕事をしてもトラブルになったり、どのように動けばよいのか分からず混乱するということもおきている。それは何故か…事前の十分な情報や、はじめての業務であるにも関わらず、研修などの学びの機会が無いからだ。

そこで!

昨年より、実際にツアーナース経験もあり、サービスマーケティングについて学んでいる私が、このセミナーを行うことになった。看護師が本当に知りたいのは、現場で実際に起こることや、どのような判断をすべきか?ということだ。疾病の復習は自分で出来るが実際の体験をもとに考えを共有するということが重要なのだ。ただ事例を上げても判断がつかないが、サービス業であるという視点を機軸に考えれば、答えは導かれる。そのようにしてセミナーは基礎、応用と行っている。

現場で看護師が引き起こすトラブルも多く耳にする。

一般常識に欠けているのでは?とか、看護師だといって偉そうな対応をする。

などという話しを聞くたびに、私は悲しい気持ちと、困った気持ちになる。何故なら多くのツアーナースを行っている看護師が地道に築き上げた信頼や、信用があったからこそ、ここまでツアーナースの市場が大きくなったと思っているから。一般常識といっても、病院勤務が長かった看護師が、ある種の常識に欠けていることはあるかもしれないが、看護師は基本的に勉強家が多いので、きちんと事前にセミナーなどを受けると吸収がとても早く、問題がおきることはかなり少なくなるのだ。

にも関わらず、セミナーを受けずに(いわば何も分からずに)ツアーの仕事を引き受けることによりトラブル&看護師全体の評価を落とすということはとても悲しい。今後は更に多くのツアーナースを希望する看護師にセミナーを受けて欲しいと思う。現在は毎月一度、提携会社にてセミナーを開催。

看護師の社会的地位向上!

は、こういった地道な活動からも少しずつ達成出来ると信じて。

ちなみに、日経産業新聞に掲載していただいた後、問い合わせをいただき、ツアーナースに興味を持っていただいたことや、セミナー受講の重要性を理解していただいた方が確実に増えたことに感謝!