看護師社長物語 Vol.20 ~幼少期~

転校初日、緊張しながら職員室を訪ね、転校してきた中友美です。と伝えると、一人の先生がなにやら他の先生と確認しながら

「学年は?」

と質問をしてきたので

「3年生です」

と返事をした。すると、何だかスッキリしないようすで「じゃー一緒に来てくれる?」と私を3年生の教室へ連れて行ってくれました。連れていってもらったクラスは確か3組。教室に入ると「わー転校生だー」という知らない子を見て若干テンションが上がっている生徒が数名、声を出してクラスメイトに私の存在を知らせました。私は先生に言われたとおり、空いている机までいき、座って待つことになりました。

通常、転校生はHRの時に、先生と一緒に教室にいき「今日から新しいお友達が加わります!」なんていうのを想像していたのだが、HR前に、教室に連れていかれ、ざわつく教室にポツリンとおいていかれたので、私はそのクラスの子達から、質問攻めにあうこととなりました。

「何処からきたの?」「好きな科目はなに?」などなど、人だかりが出来ている真ん中で、答えていました。

そうしている間に、今度はそのクラスの担任と思われる先生がやってきて、「私と一緒に来てください。教室を移動します」というのです。私は訳が分からず、先生の後をついて行きました。すっすると、今度は3年1組(確か1組)に入るではありませんか!そして、中には既に担任の先生がおり、大人同士で「ではお願いします」なんて言っている…

そう。はじめに案内してくれた先生は、私を違うクラスに連れて行ったのでした!

「あんなに質問に答えたのに・・・」

っとショックと若干の疲労で、次のクラスに(こちらが正しいクラスなのに)入り、全員の前で自己紹介をしたときには、テンションが下がっていました。

こんな、あまりイケテない始まりではありましたが、クラスメートはとても親切で、直ぐに仲良くなれたので、そこは本当に感謝しています。しかし、大人も間違えや勘違いはあるから、それにあわせた対応をせねば!と瞬時に読み取ったのも、それまでの多くの経験があったからこそ!なんてここでも自画自賛(笑)