看護師社長物語 Vol.6 ~幼少期~

「かたあしだちょうのエルフ」

小学校低学年の私にとって、一生忘れられない絵本となった一冊…

ダチョウのエルフは自分の身を盾にして、仲間の小さな動物をライオンから守ります。その戦いで片足を失うのですが、助けられた仲間は、はじめのうちは、食べ物を運んだりしていました。しかし、時が経つにつれエルフは忘れられていくのですが、再び仲間の動物が襲われそうになったとき、仲間を守るため、動物を背中にのせ頑張るエルフはいつしか木になってしまう。木になったエルフはその後、動物たちのオアシスとなっていく…何とも悲しいお話でした。

もちろん、内容も小学生の私にはショッキングでもあり、感動的でした。小学生の頃、漫画も大好きでしたが(コロコロコミックなど)本も好きで、よく学校の図書館へ行き本を読んでいました。

が、「かたあしだちょうのエルフ」は別のエピソードがあります。先生から指定され、この本を購入し、学校へ持って行かなければなりませんでした。指定されたのは1週間も前だったのですが、それを忘れていた私は前日の夕方に「はっ!」っと気付き、親に事情を説明してお金をもらい、自転車に乗って一目散に近所の本屋さんへ!

まずは一件目。

本が置いてない…

次に別の本屋へ!

また置いていない(@@)

多分、近所の本屋さんは、学校から指定されたということもあり、同級生達が購入してしまい売り切れていたんだと思います。しかし、ここで諦めてはいけない!と思い、三件目の本屋さんへ!

そこで本を発見!

しかし、お店の人は本を売ってくれないといいます…何故なら本は予約された本で、明後日、予約した人が取りに来るからとのこと…困った私は交渉してみました。明後日なら、また取り寄せれば間に合うんじゃないか?だから私にその本を売って欲しいなどなど、小学校低学年とは思えない?(笑)強引さで店員さんに詰め寄りました。

それでも「明後日までに届くかわからないから」という理由で売ってくれようとしません。今の時代の流通ならありえない話だと思いますが、思えば数十年前ですから、それもいたしかたなかったのかも…しかし、私には納得出来ず、

「売ってくれるまで帰らない!」

と、何とも理不尽で、強引なことを言い、座り込みを開始!誰に教えてもらった訳でもないはずなのに(っというか、そんな事する人いないか)レジのあるカウンターの側に座り込みを始めた私…(はい。完全に迷惑行為です)はじめは相手にしなかった店員さんも、動かない私を見て呆れたのか、諦めたのか、問屋さんに確認の電話をし、明後日までに本が届くか確認をしてくれました。本は明々後日になるかもしれないという結果であったらしく、今度は本を注文した方に電話。明々後日でも大丈夫かも確認してくれたところ、注文した方は「OK!」との返事だったようで(隣で一部始終聞いていました)結局、本を売ってもらうことに成功!

相当やっかいな子供に、根負けして対応してくれた店員さんに感謝♪本を購入し、何も無かったように帰宅しました。

この話しを親にしたのは、ここから数年後…「自分の子供だと思えない!」というほど、親を笑わせ、青ざめさせる出来事はこの後も続く。