看護師社長物語 Vol.2 ~幼少期~

保育園時代に、世の中の仕組みを若干感じた私。

そのきっかけになったのが「学芸会」での配役について。劇の内容はお姫様と王子様が出てくる、いたってシンプルなお話し。綺麗なドレスに身を包む女の子と、王子様役の男の子は、裕福な家庭の子でした(笑)何故そんなことを思ったのか?というと、綺麗なドレスをみて「私も着てみたい!」というようなことを先生に言ったとき、「あなたは駄目よ」と言われた言葉を「…何故だろう…」と暫く考えたのです。

前回に書きましたが、私の思考に関する土台は保育園時代に作られつつあったため、何かあると、まずじっくりと考えてみるという癖をつけ始めていました。

そこで、「何故あの二人なんだろう???」ということをじっくり考え、子供ながらに見出した共通点だったのです。(お姫様役の子は、とても美人でもありました)大人の視点で考えればそれほど難しいことではなくても、その当時の私には結構ショッキングな「気付き」だったと記憶しています。

保育園では活躍の場を得られないことを悟り始めた私は、この後、自分の実力で勝負出切る?(これも相当飛躍していると思いますが)「ちびっこ歌合戦」や「カラオケ大会」「各種オーディション」に参加することになります。数々の大会に参加しましたが、どの大会でも参加者の子供の歌をじっくり聞き、自分の実力と比較していたので、結果発表前に

「いける!」とか「今回は無理だな」

なんてことが分かるようになっていました(どんな子供だ)一番大きな大会では「紅白歌のベストテン」で行われた子供大会の企画で、何としても「渋谷公会堂(現C.Cレモンホール)」に行きたい!と予選で相当張り切って歌った覚えがあります。予選大会は50~100名ほど(数字は曖昧ですが結構多かった)の参加者が全員舞台にある椅子に座り、端の人から順番に前に出て歌います。故に、参加者全員を背に目の前の審査員にアピールしなければなりませんでした。

私の順番は最後に近く、一人ずつ別の子供の歌を聞きながら「上手いな」など考えていましたので、緊張して歌えないというようなことには全くなりませんでした。そして、いよいよ自分の順番。前に出て「桜田淳子」(年代がバレル…)の歌を歌いながら親の顔も確認出来たり、審査員の顔を見たり出来、何となく「今回はいけるかも!」という自信満々な状態で終了!

結果は予想通り、合格の2名に選ばれました♪(ある意味いやなタイプ?)ここでは、裕福さや美人度などは関係ないんだなーと実感出来たこともあり、自分の活躍出来る場所はこういう世界かも!と感じていました。しかし、これは後に大きな勘違いだと気付くことになるのですが、この時の私には全く分からなかったのです…

今思うと、子供の頃から相当な目立ちたがりやの、負けず嫌いだったんだな…