バースデーイヤー終了

創業して一年目の2006年がまもなく終了する。

今年は事前に予想していた以上に、多くの出会い、波乱、チャンスなどがあった。こればかりは、本当にやってみないと分からなかったことばかり。

しかし、何とか基礎を固め、種まきをする一年目が終了出来たのも、多くの関係者や看護師の支えがあったからこそ!

来年は今年の土台をもとに、撒いた種を成長させていきたい。更に多くの看護師の輪が広がることを願いつつ、語り続けようと思う。

今年お話をさせて頂いた皆様には大変感謝しております。来年以降も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

では、よいお年を♪

看護師の学歴

看護師も学歴社会の類に漏れず、大学院卒~准看護師まで数パターンのタイプがある。多くの病院における看護師の給料体系は、学歴によるのだ。

故に大学を卒業していない看護師は(短大や専門学校卒)就職後に自分の未来に不安を感じる割合が、大卒看護師に比べ高い。

そこで様々なセミナーや研修を受けたり、高額な資格ビジネスに投資する看護師も少なくないのだが、私が思うに微妙だなぁ?と感じるものも多い。

私自身、准看護師から看護師になったため、階層の苦しみは身に染みている。同期で同じ資格なのに給料が違ったりするのは正直きつい。

「仕事の能力なら負けない自信があるのに」

と思いながらも、学歴の無さを受け入れるしかなかった。しかし今は比較的自由がきく。そう、興味があるなら別として、生き残るための手段で何も仕事に直結しない資格をとることもないのだ。大学は通信も夜間も増えて来ているのだから、きちんと給料に反映する学歴をつけたほうが良いように思う。そして学歴コンプレックスが無くなってから、いくらでも投資するといいのに☆

看護師側の問題

「看護師の社会的地位向上」

を達成するための大きなポイントとなる

「看護師自身の意識改革」

について考えたい。多くの看護師は医療という古い体勢の中にドップリと浸かりながら、自分の考えていた理想や夢を捨ててしまう(もしくは諦める)ことが多いと感じる。もちろん、人間は環境に適応する能力を兼ね備えているので、それも自分の身を守る一つにもなっている。しかし、以前は「おかしい」と思っていたことが、いつのまにか「当然」になっていき、看護師同士で監視し合う(もしくは制御しあう)という場面が多くみられる。

こうあるべき!という「型」などないはずなのに、「新人はこうあるべき」「主任はこうあるべき」「師長(婦長)はこうあるべき」という「型」を結局、伝承してしまうのだ。こういう伝承をしていくことでメリットがあるのは本来、看護師自身ではなく、経営者側であるにも関わらず、それに気付かない。看護師はもっと自由になるべきだと思う。自らの考える理想や理念を声を上げていける職場、師長も新人もなく、お互いの持つ看護観をブラッシュアップしていくことが出来る職場が少しでも多くなることが、結果患者にとっても最善の看護を受給出来ることになるのだ。

しかし、私はその時に最も重要なのは、やはりトップの意識だと考えている。

「看護部長」

「看護師長」

の意識改革が最も重要だ。現場看護師は日々の業務に追われ、仕組み作りを考える時間などないほど忙殺されている。しかしトップの意識で現場を変革しようと思えば実現出来るのである。そして、そんな病院には看護師も集るのに…そう。私の考える看護師の意識改革における重要ポイントとなるのは「看護師のトップ達」にかかっている。今まで多くの看護部長に会ったが、未来を見ている方と、あまりにも後ろ向きの方と、本当に様々。

正直、看護部長の意識があまりにも「型どおり」の病院には看護師の紹介も行いたくないという気持ちで仕事をしている。(もちろん看護師の希望があれば別)私は看護師が看護師を大切に出来ない看護部長は共に未来を創造出来ないと思っている。最近は素敵な看護部長にお会いする機会も増えて来ているので本当に嬉しい。こういう看護部長ばかりになれば、看護師側の問題はあっという間に解消され、皆で一丸となって地位向上も行うことが出来るのに。

看護師の勤務場所

看護師=病院勤務という考えは未だ根強い。しかし、看護師の職域は確実に広がりつつある。私が経験してきた職場、業務だけでも一般の方には驚かれることが多いのだが、看護師であっても、看護師が勤務出来る場所が広がっていることを実感していないことが多い。

そこで、まずは私の経験した業務の紹介。

<病院>

手術室

救急外来

内科・外科病棟

整形・皮膚科・婦人科など外来全般

内視鏡室

アンギオ

中央滅菌材料室

<クリニック>

産婦人科

美容整形外科

<その他>

企業内診療所・健康管理室

巡回健康診断(採血業務)

エキストラ(看護師役)

ツアーナース

イベントナース

研修講師

訪問入浴

在宅介護

老人ホーム

何故こんなに、勤務が可能だったかというと、職員として勤務していたのは8年半ほど(病院&企業)で、それ以外は派遣会社からの短期的な仕事をしていたからである。病院勤務時も民間病院で比較的マルチな能力を必要とされていたため(忙しい場所があれば直ぐに応援要員として行かねばならなかった)どこに行っても動けるように(便利屋?)育てられたような気がしている。後々これが私の身を助けることになるのだが、病院に勤務していた頃は、「応援に行かされている」という気持ちであった。

上記の業務一つずつ説明をしていくのは今後追々。

保険料額表・源泉徴収税額表

提出書類に追われる12月。会社や病院に勤務していた頃は

「誰か」

がやってくれていた申告書の処理も自ら行うことで、今まで気にも留めていなかった様々な表により、リアルに国に収めている金額を実感することとなる。

保険料税額表

を改めてみていると、企業の負担の大きさに驚く。そして児童手当拠出金なるものの支払いも企業には課せられる。これは勤務者に子供がいるいないに関わらず、厚生年金の被保険者一人ずつに対して金額が設定され(給料・賞与の1000分の0.9)企業が負担する。知らなかった…

源泉徴収税額表

を見る限りでは、平成18年度より19年度の方が、現在と同様の給料の場合税率がかなり低くなる。もちろん、新聞やニュースでも報道されていることなのだが、改めてこのような表をみながら、書類を作成していく中で、これらを実感。会社設立からもうすぐ1年。今までも本当に数多くの書類作りに追われてきたが、もう直ぐ1年間全てを通した「会社設立に必要な書類」が一巡りする!

2年目以降は随分楽になるだろうなー♪

早めの受診を!

もうすぐ年末年始のお休みになりますね。

夜間診療は医師も看護師も少ない人数での対応になりますので、やはり検査など含め、日中より手薄な中での診察になります。年末年始も同様。病院は外来がお休みになったり、医師も看護師も年末年始の特別体制での勤務になりますので、通常のようにスムーズには診察が受けられないことがあります。また、外来がお休みとなると受診出来る病院に患者さんが集中しますので、大変混雑してしまうんです。

最近大流行のノロウィルスや、これからの季節はインフルエンザなど、症状を悪化させることなく、早期に対処することが望ましい中で、あと1日様子を見て…という判断が、年末年始に限ってはとても危険。その1日遅らせた受診で1時間待ちで済む診察が、3時間待ちになる可能性を秘めているのです。

お正月になってから、体調が悪くなってしまった場合はどうにもなりませんが、もし今の段階で「おかしいな?」と思うことがあれば、病院がお休み(外来)になる前に是非受診し、安心してお正月を迎えられるようにしてもらえると医療職、患者双方にとってメリットがあるんですよ♪

X’masが終わると

あっという間に年末。

年末年始も看護師は通常勤務がある。病院入院中の患者さんの中でも、お正月を家で過ごすため、一時退院する方以外は入院しているから。

そう。看護師にはX’masもお正月もシフトによっては勤務…

お正月は急変も多いので気が抜けない。本当にお疲れ様です。

看護師勉強会&忘年会

22日は、A-LINE株式会社 http://www.aline.jp が設立して第一回目となる、記念すべき勉強会&忘年会!

勉強会では、3名がそれぞれ問題意識を持っている分野に関して発表し、参加者は自由に質問や感想をのべ、今後の研究にも発展していく可能性をもつ場となった。やはり勉強会などは、全員(発表者、参加者)が共に作り上げていくものだなーと実感することができました。

初めて顔を合わせるメンバーが居る中で、こんなに熱い思いを持って業務を行っている看護師が存在するんだなぁという現実にとても感動♪また時間も約4時間という勉強会の後、忘年会も5時間半ほどの長丁場であったにも関わらず、意見や知識を交流させ、同じ未来を見ていける仲間だと感じることが出来て最高にハッピー☆

参加してくれた看護師は皆、勇気も行動力もある人達ばかり。自分の思いを悶々と抱えていても誰にも伝えることは出来ないけれど、こうやって看護師同士の場に積極的に参加し、意見を真剣にぶつけあうことで、新しい未来を切り開く一歩を確実に自らの手で掴んでいる気がしました。

こういう機会を今後も持ち続け、未来に向かって皆で進んで行きたいなぁ♪

看護師は注射が苦手?

一般の方と話をしていて良く出る話題の一つに「採血上手な看護師」と「採血下手な看護師」が存在するということがあります。そして多くの方が、看護教育課程において、採血や注射は習得しているだろう!という意識があることに気付かされます。

未来は分かりませんが、現在の看護教育で、採血や注射が上手になるような訓練は殆どしていません。擬腕を使用しての練習程度は行う学校もありますが、看護学校では注射、採血のスキルに重点をおいているという話は聞いたことがありません。座学、ビデオが殆どで、良くて擬腕を使用して数回行う程度…

そう。看護師になるには、採血が出来なくてもよいのです。

実際に看護師が採血や、注射を行うのは、病院勤務をしてから!ということになりますので、本人のセンスを抜きにすれば、経験する頻度が高い人はやはりどんどん上手くなっていきます。そして、大学病院などでは基本的に入院患者さんに対しては、医師が注射や採血をすることが多いので、経験回数の少なさから、苦手な人も多いようです。

ちなみに、私は民間病院の出身ということと、一番初めの勤務が手術室だったということで、採血はとても鍛えられました。痛い思いをさせてしまった患者さんや、先輩看護師の皆様には本当に申し訳ないことだと思っています…しかし病院選びの時にこんなことまで考えてませんでした…

多分、看護学生さんの中でも、採血スキルに重きをおいて就職活動する人なんていないだろうな?と最近良く思います。看護学生の時は右も左も分からない中で、とにかく何処か病院に就職する!という位の意識しかありませんでしたし、どの病院にいけば、どのようなスキルがつき、どのようなスキルは身に付かないのか?など考える余裕は無かったと思います。

一般の方と看護師の乖離。まだまだありそうです。

潜在看護師

私の友人でも、現在離職中の看護師が数名いる。社会的な問題となっている、この

潜在看護師(看護師の資格を持ちながら勤務をしていない看護師のこと。現在日本には55万人の潜在看護師がいると言われている)

やはり女性が90%を越える看護師という職業には、ライフサイクルから考えても、仕事と家庭の両立は実際に難しい面がある。また、最近ではパートタイム制などフレキシブルな勤務も可能な病院も増えてはきたが、まだ現状としては多くの病院が看護師=夜勤もして欲しいという考えがあるため、出産後の看護師が職場復帰をするにはハードルが高すぎるという現状である。

看護師だって人間だ。自分の子供が出来たら面倒を見る時間も欲しいと思って当然だと思う。それが「潜在看護師」という言葉でくくられ、あたかも職場復帰しない看護師というような印象を生み出している気がしてならない。